「大屋根の家」完成しました。2012-05-25

平屋30坪、杉桧の薫るやさしい空間が広がっています。
夏冬の日射を考慮して庇を深くし、窓の位置を吟味した
風通しも計画どどおりです。

間取りや動線はもちろん、
廊下の幅や引き戸の仕様、
キッチンの規模や浴室のスペース、
納戸の仕様や物入れの大きさ、
あらゆる動作範囲の物の高さ、
ナドナド、内装の細部まで、

長い時間をかけて建主さまとの打ち合せしてきましたことが実り、
もうすぐお引き渡しの時期がきました。
建主さまにも大変ご熱心でしたので、きっと愛着をもって住まわれることでしょう。末永く豊かで幸せな生活をお送り頂くことを、心からお祈りしております。

構造材の検討から、内装・仕上の納まりまで、多くのことをお手伝いさせて頂きましたが、もう少ししましたら、写真をホームページの方でアップしますので、見て頂きたいと思います。よろしくお願い致します。

床暖房2012-02-17

明日も寒さ本番、そこまで来ている春の温かさが一日も早く望まれます。
冬、暖房をどう計画するか。一番汎用されているのはエアコンですが、リフォームでも新築でも、戸建の場合は条件が許すなら床暖房をお勧めすることが多いです。頭寒足熱で上体が爽やかな感覚は、床暖房ならではです。形態は温水式、電気シート式、蓄熱式がありますが、温水式が柔らかな温かさなのでお勧めです。熱源は、電気、石油、ガスとあります。今監理させて頂いている現場でも床暖房を採り入れて頂いています。ヒートポンプ式電気熱源の温水式床暖房です。今回は堀炬燵の中にも床暖房を組み込みました。温水式は、施工部材が部屋の形に割合合わせやすいので、炬燵の中にも計画通りに敷くことができました。(写真は温水パネルを施工した段階でコタツの中を上からみたものです。この上に仕上げ材が貼られます)。まだ工事途中ですが、仕上げのフローリングを貼り、リモコンを設置してテストするのが楽しみです。