「カラーハンティング」展を見て。2013-06-24


東京ミッドタウンの緑地にある
「2121デザインサイト」美術館で

新しく始まった展示の内覧会でした。
会場は老若男女の大勢の人で埋め尽くされ
デザインの分野の活気が目の当たりでした。

自然界から色をハンティングして その色で製品をつくっていく、、
という主旨のようで、

そのテーマは ライオンの毛の色や、大木の緑、土の色、
はたまた 空の色、 海の色、地域の水の色、
肌の色、 それぞれの唇の色、

それら自然界の色を再現してつくられた それぞれのオブジェ。
靴やめがね、空色の日記帳、ペンのインク、染色されたタペストリー、
などなど・・が 色々なかたちで表現され 目を引くモニュメントになっています。

それが建物全体の空間に ちりばめられていて、
とてもワクワクする楽しいプレゼンテーションでした。

仕事がら、あれはどのように?これはなるほど!と
思ってしまうのですが、
ただ目の前の「デザイン」の迫力が大きく、
とても楽しめた「カラーハンティング」でした。

地面から高さの少なく 地下に空間が広く設けられている
「2121デザインサイト」の建物は
安藤忠雄の作品。コンクリート打ち放しの大きな壁、
無機質でバリアのない感じの空間がいいです。
迷路のようになっている動線を歩いていて
かつて訪ねた直島の地中美術館を思い出しました。

緑区「オープンガーデン」盛況2013-04-29

連休が始まった
春真っ盛りの土日の2日間

花好きな方たちのガーデニングの成果を披露してくれる
イベントがあり、手伝いスタッフとして参加してきました。

好天にめぐまれ、次々と見学に来られる方々。
その列が切れ間なく 
これほどに花好きが多いことに嬉しい悲鳴です。

わが事務所のスタッフも 花を好きでこれに参加。
写真は その咲きそろった南庭の花々です。
どれもこれも輝いて咲き誇っていましたね。

あらためてイベントの活気というもの 
楽しさや元気をもらいました。

骨董市でタイルを見つけた!2013-04-20

さいたま市の骨董市、久しぶりに行ってきました。
需要と供給のバランスで値段はできているのがここではよくわかる。
なんとタイルやさん!?異色な、でも私にぐっと近い品!
国産の手作りもあった。昭和初期いえ大正モダンの頃使われていたような青茶色レトロ調のバラ売り。

アメ色の3 センチ角位の花をモチーフにしたのを百枚ゲット!
マイキッチンの壁に貼って楽しみたいと思う。
ともすると作業室でしかないキッチン
好きな小物で飾ることで気持ちがなごみます。

住宅・リフォーム相談会2013-03-25

写真:「たんぽぽ」さんのランチ:京芋のコロッケは初触感で美味
         緑区にあるキッチン+ギャラリー℡048-874-2727

緑区にあるギャラリーのある食事処 「たんぽぽ」 さんで
住宅リフォーム相談会をさせて頂いています。
毎月1日の日中です。

肩肘張らずに ゆっくりと、、
設計事務所は敷居が高いと思われがちですが 
気軽になんでもお話しできる
お役にたてる窓口になれればと思います。

そのたんぽぽさん、
店主はお料理の話がとまらない気さくな女性シェフ。

昼の定食はその日の入荷した材料できまるそうで、
「無農薬野菜をたっぷり使った 日替り創作ランチ」が
常連のお客さまに人気です。
美味しく体に良い食事がいただける!ことウケアイです。

「骨董品屋のようなイタリアンレストラン」2013-03-15

店主の話、エジソンが発明したというレコードが当時あったという話からはじまりました。
レコードを作ったものの、商売が下手であったため普及しなかったのだという珍しいお話で、耳が吸い寄せられたり。
その当時の厚さが六ミリもあるレコード、蓄音機が店内に
飾られています。
手回しする蓄音機からの、懐かしいビオラ音色の曲や
50年前の日本の歌謡曲などを、 そのレコード版から店内に流して
くださいました。

初期の粘土性のようなレコード、竹を割いてご自分で作ったというレコード針でのまろやかな音色のメロディー、、、店内は時空間を飛び昔懐かしい話題が飛び交う店内に。。

クラシック音楽にも造詣深くお見受け、店の二階では不定期に四弦楽コンサートが催されるそうです。

淡路町にあるイタリアンレストラン「マルシャン」、お食事しながらの
このような楽しさが味わえる素敵なお店で、
こだわり深い店主のつきないお話と 半世紀前の懐かしい文化の香りで 楽しい集まりができました。

「引っ越し」2012-09-16

                  写真:朱鷺メッセから

お引き渡しが済んでいるお客さまと久しぶりにお話を。
涼しくなってからと予定していた新らしい家への引っ越し、
予定を早め、今真っ最中とのこと。
この暑い中頑張ってくださっているー。

沢山の荷物が次々わきでてくる、引っ越しという大仕事。
新しい暮らしの始まりのため もうひと頑張りお願いしますー。

新しい家の計画を始めてから、
予条件の検討や 希望することを沢山お話して頂きながら、
形になるまで積み上げていき、また全体を俯瞰してみたりして、
多くの作業にご協力して頂きました。

今、住み始める日に向けて、
暑い毎日を頑張ってくださっているのをお聞きして、
応援と感謝のエールを送ります。
幸せな心豊かな毎日を過ごされますように。

窓の好み2012-08-29

            写真は:コッツウォールへ旅した時の散策で。

道路から見上げる窓。しっかり閉じられた窓が多いですが、道路に向けて可愛いぬいぐるみ並べた窓や、白いレースをおしゃれに飾った大人の窓、和ませてくださっています。

一方、家の中では、仕事柄多くの窓辺を拝見しますが、お花や長い間収集してきた飾り物、お人形や陶芸品やガラス製品などが、出窓や広めの窓枠に。その方の個性がキラキラ感じられすてきな場所です。

窓からの日射もきびしかった今年の夏、まだまだ暑い。
今年もゴーヤなどの緑のカーテン、隣の緑は良かった-状態で過ごしてしまいましたが、

昨年、ペアガラスより数倍遮熱効果があるとされているLowーwe窓を採用して下さったお客さまにその効果について伺いました。

東南のコーナー窓で、毎夏、外側にヨシズを下げるのが家族の夏の行事のようだと話しておられました。果たして今夏は?

8月に入って、やはり、ヨシズを家族総出でかけたそうです。
私も残念ながら、一方で納得してしまいました。
昔からの夏をしのぐ方法が、良かったのです。
家族の行事になっていることも少し羨ましく思えました。

窓の形、種類や使い勝手もさまざまに沢山あります。
最近知ったのですが、私とスタッフとでは、同業でありながら、
好みが違うことがわかりました。
長いお付き合いしていますので なんか不思議でした。
窓の形、種類の話はまたあらためて。。

夏の風物詩2012-08-12

         写真:暑気払いはさいごかもしれない「鰻」で

8月に入って監理する現場もなく、デスクワークの続く日が長い。
それでも同級会の暑気払いや 地域の花火大会、
楽しいイベントの便りが届きます。

加えてこの時期、作家さんや同好会の 展示や発表会も多い気がします。
水彩のスケッチ展、版画や絵画展など。
親しくさせて頂いている版画の女性作家の作品展、埼玉の採光舎という画廊に行ってきました。

まだ展示の準備をしている時で、題名をお聞きしないで見せていただくだけで満足して帰ってきてしましましたが、
版画作家井上維子さんの作品、色遣いがとても素敵です。

版画絵を紹介できないのが残念ですが、日本らしい中間色を使って染め上げた作品はすばらしいです。ホームページをお持ちですので、ご興味のある方はぜひご覧になってください。

茶会の研修会2012-07-25

大宮盆栽公園にある民家園縁側
    <写真はかつて訪ねた大宮盆栽町民家園での縁側と庭>

お世話になっているお茶の先生に茶会の研修会に招かれました。
私は生徒というわけでなく、お客の一人になって
おいしいお抹茶をいただくという、うれしい席です。

茶箱を使ったお手前や、煎茶道のお手前を拝見し、
甘~く深いお茶をいただいて日頃にはない静かで贅沢なひとときを
過ごさせていただきました。

心を尽くしたおもてなしの様々なしつらえは、いつもながら日常にない茶会の独特な世界に引き込まれます。
この日は、茶布の端っこに置いた飾り物についてでしたが、
結界ということばが話題になりました。
つくばいや踏み石の坪庭も、茶室と外との結界なのだと、本で読んだことがありますが、気を整えて次の世界へ。なんと繊細で厳しい。

建築での結界といえば、玄関や縁側など、外と内とを結ぶ中間の空間のことで、そのあいまいな部分がなぜか私はとても日本的な感じがして好きです。無駄な空間ともいえるのですが、気持ちに豊かさをもたらしてくれる気がします。

木の内装にして2012-02-04

昨年お仕事させて頂いたお客様から久しぶりにお電話をいただきました。完成後の写真をお送りしたことのお気遣いのお話でしたが、おたがいの近況報告をしばらく。。高層マンション住まいの全室改修工事でしたが、古民家のような内装を希望されてました。現わす木の部分はダーク系の古民家色で統一しました。結果喜んで頂いたようで、安心しています。新しいお家で快適な暮らしをされますよう祈っております。じっくり計画から一緒に造っていくのが、このお仕事の責任もあることですが、楽しくもあって、また頑張る気持ちになります。