「寒さ対策システム」 ― 2012-11-07

                         写真:屋根にしかけあり

渋川といえば 伊香保温泉が有名なところ。
写真のしかけのある屋根から見えている遠くの山すそがそうです。
赤城山が紅葉でみのがせない名所でもあるのでその時期が楽しみ。

寒さ対策。家づくりには大事な要因。
次世代省エネルギー基準(国土交通省)では、
住宅の省エネルギーの観点から日本全体を6地域に分けていて、
群馬は埼玉と同じⅣ地域。
北部になると一段寒いⅢ、Ⅱの地域もあるようですが。

渋川は埼玉と大きくは変わらない気候です。
とはいえ、寒い時期が長いものとして計画しました。

暖をとるために 今回はあるシステムを導入して頂きました。
空気集熱式ソーラーシステムです。

屋根で集めた温かな空気を家の中に取り込んで、
家全体を温め、頭寒足熱でヒートショックのない温感が
得られることを計画しています。

その温かい空気が、屋根部分をもれなく流れてくれるかどうかの
実験も。煙を封じ込めて8人の目で確認。
職人さんたちにとってはドキドキものだったようでした。

エネルギーについて改めて考えていかなければならない
時代になりましたが、使われてきたもの、開発中のもの、
使われ始めたもの、、
充分にみて、選択していきたいと思います。

上棟しました。 ― 2012-10-19

秋晴れにめぐまれて、上棟しました。

基礎の確認 ― 2012-09-22

                     写真:基礎コンクリート打設

工事の現場らしくなってきました。
一回目のコンクリートがすでに固まって、
次の段階へと 着々工事が進められていきます。

本日のポイントは、
基礎と土台をつなぐアンカーボルトと
柱と基礎をつなぐホールダウン金物の点検。
所定の位置に設置されているか、
スケールを当てて確認していきます。

そして今日施工したコンクリートの
養生日数を経てから 枠を外します。

大抵、基礎職人さんがまちがいなく施工しています。
現場の確認は 設計者として大事な監理業務なので。

多くの目でみること、何にでもいえるかもしれませんが、
大事なことです。

「引っ越し」 ― 2012-09-16

                  写真:朱鷺メッセから

お引き渡しが済んでいるお客さまと久しぶりにお話を。
涼しくなってからと予定していた新らしい家への引っ越し、
予定を早め、今真っ最中とのこと。
この暑い中頑張ってくださっているー。

沢山の荷物が次々わきでてくる、引っ越しという大仕事。
新しい暮らしの始まりのため もうひと頑張りお願いしますー。

新しい家の計画を始めてから、
予条件の検討や 希望することを沢山お話して頂きながら、
形になるまで積み上げていき、また全体を俯瞰してみたりして、
多くの作業にご協力して頂きました。

今、住み始める日に向けて、
暑い毎日を頑張ってくださっているのをお聞きして、
応援と感謝のエールを送ります。
幸せな心豊かな毎日を過ごされますように。

「着工しました」 ― 2012-09-08

              写真は:新しい現場の敷地 渋川市

見晴らしの良い高台の
友達をたくさん招いて 楽しく過ごす 家、
着工しました。

主に図面で検討してきた新しい家のすべてが
一つひとつ目の前で立体になっていきます。

机上ではみてとれない土地の状態が目の前に。
この夏で草がまたまた生茂っていて まず草刈りから始めました。

地面が見えてきたら、基礎地盤の高さの位置を決めます。
これは後では絶対変えられない、道路との高さの関係が決まる作業で、玄関までの階段の数や高さ、スロープならその角度に影響していきます。

普通 地盤調査は 設計の早目の段階で行います。
杭や地盤改良が必要な地盤だと 基礎工事に入るまで
それに相当な日数がかかってきます。

木杭で建物の位置を押さえて 周りの景色を確認し
お隣りとの間のとりかたも良し。

あとは職人さんたちの技術を見せてもらうのが楽しみで。
さぁ!着工しました!

窓の好み ― 2012-08-29

            写真は:コッツウォールへ旅した時の散策で。

道路から見上げる窓。しっかり閉じられた窓が多いですが、道路に向けて可愛いぬいぐるみ並べた窓や、白いレースをおしゃれに飾った大人の窓、和ませてくださっています。

一方、家の中では、仕事柄多くの窓辺を拝見しますが、お花や長い間収集してきた飾り物、お人形や陶芸品やガラス製品などが、出窓や広めの窓枠に。その方の個性がキラキラ感じられすてきな場所です。

窓からの日射もきびしかった今年の夏、まだまだ暑い。
今年もゴーヤなどの緑のカーテン、隣の緑は良かった-状態で過ごしてしまいましたが、

昨年、ペアガラスより数倍遮熱効果があるとされているLowーwe窓を採用して下さったお客さまにその効果について伺いました。

東南のコーナー窓で、毎夏、外側にヨシズを下げるのが家族の夏の行事のようだと話しておられました。果たして今夏は?

8月に入って、やはり、ヨシズを家族総出でかけたそうです。
私も残念ながら、一方で納得してしまいました。
昔からの夏をしのぐ方法が、良かったのです。
家族の行事になっていることも少し羨ましく思えました。

窓の形、種類や使い勝手もさまざまに沢山あります。
最近知ったのですが、私とスタッフとでは、同業でありながら、
好みが違うことがわかりました。
長いお付き合いしていますので なんか不思議でした。
窓の形、種類の話はまたあらためて。。

夏の風物詩 ― 2012-08-12

         写真:暑気払いはさいごかもしれない「鰻」で

8月に入って監理する現場もなく、デスクワークの続く日が長い。
それでも同級会の暑気払いや 地域の花火大会、
楽しいイベントの便りが届きます。

加えてこの時期、作家さんや同好会の 展示や発表会も多い気がします。
水彩のスケッチ展、版画や絵画展など。
親しくさせて頂いている版画の女性作家の作品展、埼玉の採光舎という画廊に行ってきました。

まだ展示の準備をしている時で、題名をお聞きしないで見せていただくだけで満足して帰ってきてしましましたが、
版画作家井上維子さんの作品、色遣いがとても素敵です。

版画絵を紹介できないのが残念ですが、日本らしい中間色を使って染め上げた作品はすばらしいです。ホームページをお持ちですので、ご興味のある方はぜひご覧になってください。

思い出のロンドン ― 2012-07-30

               写真:ロンドン2階建バスからテムズ川を望む

ロンドンオリンピックが日増しに佳境に入ってきています。
ロンドンは、かつて娘が留学していた時訪ねているせいか、
現地の町の様子が映されると 思い出がよみがえって親近感が感じられます。

ロンドン市内を主に近郊も観光したのが5月末頃でしたが、
気候が良く日射しが明るくきらきらしていて、どこへ行っても広々、
大きな木々の緑が爽やかだった記憶があります。
人々もどんな場面でも、観光者に親切でフレンドリーな印象でした。

仕事がら建物を見るのも楽しかったですが、
あの大英博物館、テイトモダンなど、入場無料で多くの美術に自由に触れる機会が多いのはすばらしいと思いました。

しまっていた写真集を探し広げたりして オリンピックを楽しんでいます。

茶会の研修会 ― 2012-07-25

大宮盆栽公園にある民家園縁側
    <写真はかつて訪ねた大宮盆栽町民家園での縁側と庭>

お世話になっているお茶の先生に茶会の研修会に招かれました。
私は生徒というわけでなく、お客の一人になって
おいしいお抹茶をいただくという、うれしい席です。

茶箱を使ったお手前や、煎茶道のお手前を拝見し、
甘~く深いお茶をいただいて日頃にはない静かで贅沢なひとときを
過ごさせていただきました。

心を尽くしたおもてなしの様々なしつらえは、いつもながら日常にない茶会の独特な世界に引き込まれます。
この日は、茶布の端っこに置いた飾り物についてでしたが、
結界ということばが話題になりました。
つくばいや踏み石の坪庭も、茶室と外との結界なのだと、本で読んだことがありますが、気を整えて次の世界へ。なんと繊細で厳しい。

建築での結界といえば、玄関や縁側など、外と内とを結ぶ中間の空間のことで、そのあいまいな部分がなぜか私はとても日本的な感じがして好きです。無駄な空間ともいえるのですが、気持ちに豊かさをもたらしてくれる気がします。

「大屋根の家」完成しました。 ― 2012-05-25

平屋30坪、杉桧の薫るやさしい空間が広がっています。
夏冬の日射を考慮して庇を深くし、窓の位置を吟味した
風通しも計画どどおりです。

間取りや動線はもちろん、
廊下の幅や引き戸の仕様、
キッチンの規模や浴室のスペース、
納戸の仕様や物入れの大きさ、
あらゆる動作範囲の物の高さ、
ナドナド、内装の細部まで、

長い時間をかけて建主さまとの打ち合せしてきましたことが実り、
もうすぐお引き渡しの時期がきました。
建主さまにも大変ご熱心でしたので、きっと愛着をもって住まわれることでしょう。末永く豊かで幸せな生活をお送り頂くことを、心からお祈りしております。

構造材の検討から、内装・仕上の納まりまで、多くのことをお手伝いさせて頂きましたが、もう少ししましたら、写真をホームページの方でアップしますので、見て頂きたいと思います。よろしくお願い致します。